CUBROパケットブローカー

CUBROパケットブローカー

L1コネクティビティ IP系 試験・測定・監視・検証機 モバイル端末用 試験・測定・監視・検証機

 

パケットフィルタ機能

パケットフィルタは、モニタに必要なトラフィックのみを抽出する便利な機能です。

  • Cubroのパケットブローカは、L2~L4ヘッダのフィルタリングが可能です。
  • EXAシリーズは、(L5)GTPヘッダ内のインナーIPv6アドレスのフィルタリングが可能です。
  • MACアドレス/IPアドレス/VLANの書換が可能です。
  • 定義フィルタ数は、2000以上可能

 

アグリゲーション機能とパケットバッファ
アグリゲーションは、複数のTAPやSPANからの入力ポートを集約する機能です。アグリゲーション後にモニタに必要なトラフィックだけを抽出するためにフィルタ機能を使用します。
また、CUBROのパケットブローカは、パケットバッファメモリが搭載されているため、アグリゲーション時の一瞬のオーバーフローやスパイクパケットの発生も取りこぼしがなく、処理が可能です。

 

ロードバランシング機能
Packetmaster EXシリーズは、標準でMAC・IP・ポート番号をハッシュ値としたロードバランス機能を持っています。 また、ロードバランス対象の機器がリンクダウンした場合は、自動でリバランスする機能が搭載されています。
Sessionmaster EXAシリーズでは、IP・ポート番号に加えGTPヘッダ内のインナーIPでのロードバランス機能を持っています。

 

スライシング機能
Packetmaster EXシリーズは、標準でペイロード部を削除するスライシング機能を持っています。 ヘッダ情報をモニタする場合はモニタトラフィック負荷を下げる効果があります。

 

SFP TX/RX 独立ポートマッピング機能
一般的なパケットブローカでは、入力ポートと出力ポートが別々に必要となり、受信ポートがRX、送信ポートがTXを使用します。CubroユニットはTX/RXポートを独立したポートとして使用できるため、使用ポート数を抑えることが可能です。
EXシリーズはRXとTXの使用を別々に設定できます。 この機能により、ポート数が2倍になります。 各SFPポートは受信と送信の独立したポートとなります。

 

WEB GUI

480 Ports 10Gbit Cross Connect
6台の EX20400 は、100Gポートをクロスコネクトすることで、 480 ポートの10 Gbit ポートをサポートすることが可能です。

 

GRE トネリング/ターミネート機能
拠点間の通信を効率よく送信するためにGREトネリングを使用します。EXシリーズは、GREトネリング及びターミネーションをフルレートで実行ができます。
これにより、センター側での集中モニタリング環境を構築することが可能です。

 

Vitrum Management Suite
Vitrumは、Cubroパケットブローカ及びプローブ製品の統合管理プラットフォームです。
VM環境上で動作するため、既存のサーバ環境での運用が可能です。

  • インベントリデータベース
  • インタラクティブネットワークトポロジマップ
  • 容易なトラブルシューティング
  • ビジュアルで分かりやすい情報
  • モニタリングコストを低減
  • カウンタ値や統計情報のカスタマイズが可能
  • バッチ方式バックアップ、アップデートが可能

 

フェイルセーフ・インライン セキュリティ
Cubroバイパススイッチを使用するとセキュリティツールの障害時やメンテナンス時にトラフィックを迂回することが可能です。
また、EXシリーズと連携することにより、セキュリティツールへの
ロードバランスとメディア変換を行うことが可能になります。

 

Breakout BOX
BreakoutBOXは、LCコネクタ~MTP8芯コネクタに変換する変換コネクタボックスです。
シングルモード、マルチモードの2タイプのボックスを用意しています。

  • QSFP及びQSFP28に対応
  • 1/3 U ラックスペース
  • 入力・出力が判別しやすいカラーコネクタ
CUB.BREAKBOX-8P-SM-MT シングルモード 2x MTP8芯~16PxLC
CUB.BREAKBOX-8P-MM-MT マルチモード 2x MTP8芯~16PxLC
CUB.BREAKBOX-16P-SM-MT シングルモード 4x MTP8芯~32PxLC
CUB.BREAKBOX-16P-MM-MT マルチモード 4x MTP8芯~32PxLC
タイプナンバー ポート数 パケットフィルタ ロード バランサ GRE トンネル パケット編集*2 パケットスライス*3   〇 ヘッダー・ターミネーション
● ヘッダー・リムーバル
オフセットの除去 重複排除 タイムスタンプ REGEX Filter キーワードフィルタ Data Masking URLフィルタ フラグメンテーション エラーの転送 xFlow*4 Setting by Excel 備考
1G-T 1/10G SFP 40G QSFP*1 100G QSFP*1 V
L
A
N
G
R
E
M
P
L
S
V
X
L
A
N
G
T
P
E
R
S
P
A
N
C
i
s
c
oF
P
EX5-3 48 4 L5 S
EX6-3 48/4 L5 S
EX484-3 48 6 L4 S
EX48200 48 2 L5
AGG48600 48 6 L4 S
EXA48200 48 2 L7 W
EXA48600 48 6 L5 S
EXA32100A*5 2 32 L5 S
EXA64100*5 2 64 L5 S
Omnia10 8 0/2 L7 W
Omnia20*6 8 4/2 L7 W
Omnia120 48 4 L7 W
EXA24160 24 4 L7 W
*1:ブレイクアウトケーブルを使用することで40G QSFPポートは1G/10G x4ポートへ、100G QSFPポートは10G/25G x4ポートへ分割可能
*2:△=MACアドレスのみの編集
*3:△=出力1ポートのみのスライシング
*4:S= sFlow, W= sFlow & Netflow
*5:EXA32100A/64100は25G-SFP x2に対応
*6:Omnia20は近日公開